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八王子で接客なしの「ジャンクフェス」 PCパーツ中心、支払いは「PayPay」のみ

かつて秋葉原のジャンクショップをほうふつとさせるレイアウト

かつて秋葉原のジャンクショップをほうふつとさせるレイアウト

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 故障パソコンなどの買い取り・処分店「ごみパソ」(八王子市大和田町)が2月17日、支払いを「PayPay」に限定し、パソコンパーツのジャンク品を中心とした「ジャンクフェス@ごみパソ」を開催する。

商品はコンテナボックスにまとめ、決済用のQRコードを掲示

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 不要パソコンなどの処分サービスを行うウェブサイト「パソコンポイ」なども運営する「いっとく」が展開する同店。「ジャンクフェス」を行うのは今回が初めてで、「動作保証なし」「質問不可」「返品不可」をうたい、CPUやメモリー、グラフィックボード、電源、本体ケース、モニターといったパソコンの中古パーツを中心に30円~1,000円で販売する。

 当日は接客のためのスタッフは置かず、支払いは「PayPay」のみに限定。商品が入ったコンテナボックスの前に出されたQRコードを読み取る形で行う。そのほか、フォトスポットとして椅子に座って写真を撮ることで、かつて秋葉原などで見られた路上販売の店主になれるコーナーも用意する。

 秋葉原の中古店やジャンクショップからの仕入れが商売の原点で、いつかジャンク品の販売を行ってみたかったという永野間祐一社長が企画。床にコンテナボックスを並べ、商品をまとめて販売するなど、かつてのジャンクショップをほうふつとさせるよう見た目からこだわる。

 「こういう事業をやっている今しかできない企画」と永野間さん。「PayPay」でのセルフ決済を採用したことについては、「QRコードを使った決済は自分で使ってみて便利だったので、1回やってみたいと思っていた。野菜の無人販売のジャンク版という感じ」と話す。「ジャンク品はもともと価値自体が少ないものだからできる遊び」とも。

 当分は月1回のペースでイベントを開く方針。永野間さんは「半分遊びでやっているものなので、飽きたらすぐにやめてしまうと思う」と笑う。「秋葉原でもこういうショップはなくなってきているので、昔を思い出せる場所になれば」と期待を込める。

 開催時間は11時~18時。

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