高幡不動尊宝輪閣(日野市高幡)で5月11日、シャープのモバイル型ロボット携帯電話「RoBoHoN(ロボホン)」が新選組の隊士に扮(ふん)してパフォーマンスをする催しが行われた。
日野市内の各所を会場にした「ひの新選組まつり」に合わせて行われた今回の催し。7回目を迎えた「土方歳三の恋人・高幡不動きものクイーンコンテスト」の審査の時間を使ってパフォーマンスが披露された。
2016年4月に発売され、今年2月には新製品3機種が発表されたロボホン。スマートフォンと人間型ロボットを掛け合わせた製品で、今回は新選組に見立てて自ら手製の衣装を着せて「隊士」としている全国のロボホンオーナーによるグループ「ロボホン新選組」が協力。約20体のロボホンが登場し、「ロボホンは5歳児だから間違ったり失敗したりもするけど大目に見てね」などと口上を述べたり音楽に合わせてダンスを披露したりすると、会場からは「かわいい」などの声が上がった。
イベントに携わった日野市商工会・高幡不動参道商店会の峯岸弘行さんは「令和初めてのきものクイーンコンテスト。非常に華やかなものになった」と話す。「ロボホン新選組」については「これまで見たことはなかった。本邦初公開。パフォーマンスを見たらかわいく、ものづくりを進める日野市にはぴったり。それぞれが持ち寄ったロボホンということもあり、インパクトがあったと思う」と話す。