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高尾の街をテーマにした小冊子「たかお」創刊へ 高尾ビールがレーベル新設

「TAKAO BOOKS」を立ち上げた池田さん(右)と福岡さん

「TAKAO BOOKS」を立ち上げた池田さん(右)と福岡さん

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 高尾ビール(八王子市下恩方町)が5月1日、高尾の街をテーマにした小冊子「ふもとの暮らし たかお」を創刊した。

発刊された「ふもとの暮らし たかお」の第1号

 同社が新たに立ち上げたレーベル「TAKAO BOOKS」の第1弾商品となる同冊子。編集は、デザイン・広告の世界で働いた後、同社を立ち上げた池田周平さんと高尾在住のアートディレクター・福岡和政さんが手掛ける。発行部数は500部。

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 地元を拠点に活動する作家の随筆や画文、昭和初期に撮影された、高尾駅北口近くに架かる橋「敷島橋」の姿を切り口にした「高尾今昔物語」、高尾エリアの旧名である浅川を舞台にした「浅川道中甚句」の紹介など高尾に生活する人々の視点から見た街の様子をA5サイズ、12ページにまとめる。

 「私たちは高尾に移住してきたので地元を知らない。『高尾ってどんなところだろう』という気持ちは移り住んできた人にはみんなあると思う」と池田さん。「ビールを造り配達をしていると昔話を聞かされることも多い。語れる歴史を持っているのであれば、いろいろ話を聞いてまとめてみたいと思った」と話す。

 高尾という地域にフォーカスした冊子であり、「観光情報もないし、お得な店情報もない。住んでいる人がどういう気持ちで何を見ているかをまとめたかった」と池田さん。福岡さんは「情報誌はほかにやってくださる方がいる。文学的なところや内面に迫ったものを描きたいと思っていた」と話す。「ちょっとした歴史の、味のある内容を聞くたびに高尾のことが好きになっていった。自分たちが不思議に思ったり知りたいと思っていたりすることを本にした」とも。

 冊子は年2回のペースで刊行する方針で、次号は今秋を予定する。「話を聞かなければいけない人はお年寄りに限らず若者にもまだまだたくさんいる」と池田さん。福岡さんは「『たかお』という冊子以外にも、プロ、アマチュア関係なく地元の方の本も作ってみたい」と意気込む。

 価格は300円。同社の醸造所「おんがたブルワリー&ボトルショップ」などで販売する。

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