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東京富士美術館でアニメ美術監督・山本二三さんの作品展 名作題材にコンサートも

「山本二三展」の様子

「山本二三展」の様子

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 アニメーションの美術監督である山本二三(にぞう)さんの作品を集めた「山本二三展」が7月13日、東京富士美術館(八王子市谷野町)で始まった。

 「関東一都六県で行われるのは今回が初」(同館広報担当者)だという山本さんの作品展。山本さんは日本アニメーション(多摩市)に在籍していた1977(昭和52)年に「シートン動物記 くまの子ジャッキー」で美術助手を務めると、翌1978(昭和53)年に制作された「未来少年コナン」で初めて美術監督を担当。以降、劇場版の「じゃりン子チエ」や「名探偵ホームズ」「天空の城ラピュタ」「火垂るの墓」「もののけ姫」「時をかける少女」など数多くの作品に参加している。

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 今回は手書きの背景画やスケッチ、イメージボードなど約220点を展示。作品は全て山本さん自身が選んだもので、同館広報担当者は「アニメ美術監督の第一人者である山本二三の20代から60代の作品を順に見ることができる」と話す。

 「綿密な取材に基づく写実的な背景画、未来を空想し創造した緻密な仕事が見どころ。特に、雲、森、水辺の表現は、場面の空気感や温度までも描き上げていると高い評価を得ている」と話し、「『映画のワンシーンを思い出して胸が熱くなった』『繊細で美しい描写は親子で楽しめた』など連日、多くの入場者でにぎわっている。お子さま、ご家族おそろいでどうぞご来館ください」とアピールする。

 同館では会期中、さまざまなイベントを予定しており、8月10日には夏休み特別企画コンサートとして、同展でも取り上げられている「天空の城ラピュタ」や「もののけ姫」などの作品の曲を演奏する「音楽で巡る~名作アニメの世界」を開催。そのほか、同4日には茶道をテーマとした「Pre 富士美茶会~体験!はじめて点てる茶道教室」、同17日には教育評論家で児童文学作家の漆原智良さんによる読み聞かせ・トークイベントなどを予定しているという。

 開館時間は10時~17時。月曜休館。入場料は、大人=1,300円、大学生・高校生=800円、中学生・小学生=400円、未就学児は無料。9月16日まで。

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