プロバスケットボールチーム「東京八王子ビートレインズ」の「チームお披露目会」が8月10日、大型複合施設「iias(イーアス)高尾」(八王子市東浅川町)で行われた。
昨シーズンを11勝49敗で終え、5月12日に横浜アリーナ(横浜市港北区)で行われた「越谷アルファーズ」とのB2・B3リーグ入れ替え戦にも敗北したことから、B2昇格からわずか1年でB3へと降格することになった「ビートレインズ」。今回は今秋に始まる新シーズンに向け、選手らが参加しイベントを行った。
多くのファンが見守る中、新メンバーが加わった専属チアチーム「Raily’s(レイリーズ)」やオリジナルキャラクター「トレンチー」がパフォーマンスを披露。キャプテンを務める大金広弥選手らチームメンバーもそろって登壇し、さまざまなトークで会場を盛り上げた。
チームを率いるTHTマネジメント(子安町3)の和田尚之社長は、昨シーズンを振り返り、「本当に申し訳ないシーズンにしてしまった」とした上で、新シーズンについては「選手も八王子をバスケットで盛り上げる、ビートレインズを日本一まで持っていくという気持ちでやってくれるはず。自分たちがやるべきことをやれば、来年はB2に戻れる。シーズンは長いが応援してほしい」と話す。
会場では「Belive」「Execution」「Aggressive」「Thoroughness」のそれぞれの頭文字を取った「BEAT」を新たなスローガンにすると発表。和田さんは「特に『B』が大事だ」と話す。「昨シーズンの反省を踏まえて、仲間や会社、ファンの皆さんと一緒に戦うために信じることを強く訴えたかった」とも。キャプテンの大金選手は「チームとして良い結果が出せるよう最善を尽くしていきたい」と意気込む。
9月4日はエスフォルタアリーナ八王子(狭間町)で「アースフレンズ東京Z」を相手にプレシーズンゲームを行う。開幕戦は同28日、甲府市総合体育館(山梨県甲府市)で「鹿児島レブナイズ」戦を行う。