多摩ニュータウン永山(多摩市永山4)に8月20日、団地内の空き店舗を使って期間限定のコワーキングスペースが開設される。
多摩市とUR都市機構、京王電鉄が連携し、2018(平成30)年8月から展開しているプロジェクト「たまNEWプロジェクト」の「夏休み緊急企画」という位置付けで行われる今回の催し。総務省などが旗振りをし、7月22日~9月6日の期間で行われている「テレワーク・デイズ2019」に合わせて企画した。
今回は同団地4-2-5号棟1階の空き店舗を3日間限定のコワーキングスペースとして展開。同プロジェクトでは「保護者の方が仕事をされている間、お子さまが過ごすための環境を整え、普段、オフィスや自宅、 カフェなどで仕事をされている方に、緑豊かな多摩ニュータウンで、団地の空き店舗などを活用した多摩ニュータウンならではの新しいコワーキングの形を提案する」と説明する。
椅子やテーブルに加え、Wi-Fiや蓄電池を使った電源も用意することにしており、約10席用意するという。「公園を眺めながらいつもと違う仕事環境を楽しんでほしい」とアピールする。同団地西集会所には6席程度のコワーキングスペースに加えて、約10人が入場できるキッズスペースを用意し大学生などによる学習補助も行う。「保護者の方がお仕事をする側で、お子さまは残っている夏休みの宿題を終わらせてみては」と話す。
今月20日は、ショッピングセンター「ココリア多摩センター」(落合1)でコワーキングスペース「コワーキング CoCoプレイス」などを手掛けるキャリア・マム(落合1)の井筒祥子さんを招くトークイベント「子育ても仕事もどちらもダイジ『テレワーク』という働き方」を行う。会場は4-2-5号棟1階店舗。入場無料。開催時間は11時~12時。
コワーキングスペースの開設時間は10時~16時。利用無料。今月22日まで。