八王子を拠点とするご当地アイドルユニット「8princess(エイト・プリンセス)」のリーダーを務めていた佐々木なおみさんが10月28日、ユニットから脱退、卒業することを発表した。
佐々木さんのほか、中神璃子さん、白岩愛乃さん、田ノ倉みゆきさん、清水めいさんの5人から成る「はちぷり」。8月には全国のご当地アイドル「ロコドル」のナンバーワンを決める「汐留ロコドル甲子園2019」で優勝を果たし、横浜アリーナ(横浜市港北区)で行われたアイドルフェス「@JAM EXPO 2019」にも出演。2020年8月22日には、オリンパスホール八王子(八王子市子安町)で、同所では2度目となるワンマンライブを行うことも決まっている。
2015(平成27)年夏から約4年間にわたって活動し、近年はリーダーを務めていた佐々木さん。今回卒業発表に当たり、自身のツイッターなどで書面を公開。年初から脱退を申し出ていたことを明らかにした上で、「一旦はやる気を取り戻し、今日まで頑張ってきましたがいろんなことが重なり耐えられなくなってしまいました」と今の思いを明らかにした。「ありふれた言葉だけどファンの皆さんはずっと私の宝物です」(以上、原文ママ)とも。
当分の間は4人体制で活動を続け、予定されているスケジュールの変更はないという。統括プロデューサーを務める鷹取直比斗さんは「8プリの軸にいたメンバーの脱退なので、4人体制の8プリが固まるまでは全員がリーダー兼任という形で行く予定」と話す。
「現在の8プリにとって、佐々木の卒業がダメージがないというのは嘘になる。こればかりは本人の体調も考慮した上の卒業なのでしかたがない」と鷹取さん。「今までも8プリは似たような状況を何度も経験し、さらに飛躍している実績がある。それを裏付けるように4人のメンバーは決して後ろを振り向かず、卒業発表の次の日から自主的に4人編成での練習に取り組み、『8プリ再スタート』として動き出している」と話し、「私はこの4人ならさらに結果を出してくれると信じている。今まで以上に8プリに注目していてほしい」と呼び掛ける。