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東急、「八王子東急スクエア」運営から撤退 6月下旬まで名称は継続

6月24日までは「八王子東急スクエア」として運営される

6月24日までは「八王子東急スクエア」として運営される

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 八王子駅前のショッピングセンター「八王子東急スクエア」(八王子市旭町)を管理・運営する東急モールズデベロップメント(渋谷区)は3月23日、同施設の運営から撤退することを発表した。

八王子経済新聞記者からの質問に答える石森孝志八王子市長

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 「八王子東急スクエア」は1997(平成9)年に開業。八王子駅北口前の再開発ビル「八王子スクエアビル」の地下1階~10階に「スターバックス」「クリスピー・クリーム・ドーナツ」「ヴィレッジヴァンガード」「ファッションセンターしまむら」「ユザワヤ」などが出店している。

 同施設について、4月1日付で会社分割により新会社「リオ・モールマネジメント」(千代田区)を新設した上で、その株式の全てをリオ・コンサルティング(同)に譲渡することを発表。これにより東急側は管理・運営から撤退する。6月24日までは「八王子東急スクエア」の名称のまま営業を続けるが、同25日からは名称を「八王子オクトーレ」に改めることも明らかにした。

 市の「八王子駅北口地区市街地再開発事業」に合わせて建設された同ビル。今回の運営撤退について、石森孝志八王子市長は「ビルができた当初から東急スクエアの名称になっていた。市民の皆さんも慣れ親しんでいたと思う」とした上で、「このような形になることは昨夏ごろに聞いた。それ以降、東急関係の皆さんには、できるだけ残ってほしいと要望書を提出するなど、いろいろとお願いさせていただいていた」と明かした。

 「事業自体が厳しく、また、東急本体の方で、東急電鉄沿線を中心に考えたいという意向があったこともあり、4月1日に運営主体が変わることになった」と石森市長。「運営が変わっても、テナントの皆さんはそのまま継続していただけると聞いている」とも。

 4月5日には八王子駅北口駅前のペデストリアンデッキ・マルベリーブリッジが同ビルと接続されることもあり、石森市長は「駅前のにぎわい創出に向けて大事なビル。われわれもできる限りの支援をする。皆さんには街のにぎわいづくりに力添えいただければ」と話す。

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