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京王、会員制サテライトオフィスをリニューアル ホテル客室のデイユース利用も

増設される「KEIO BIZ PLAZA」のブース席

増設される「KEIO BIZ PLAZA」のブース席

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 京王電鉄が手掛ける会員制サテライトオフィス「KEIO BIZ PLAZA(京王ビズプラザ)」(多摩市落合)が10月4日、ブース席の増設などレイアウトの変更や料金の改定などリニューアルを行う。

「KEIO BIZ PLAZA」の様子

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 2018(平成30)年10月に京王プラザホテル多摩2階にオープンした同所。会員制で、従業員が利用するために法人が契約する「法人会員」と「個人会員」の2種類を展開。全ての会員が利用できるオープンワークスペースのほか、専用ワークスペース、ミーティングルームなどを用意する。

 今回は利用ニーズが高いというブース席を8席増設。テーブル席については、パーソナルスペースを確保するためにパーティションを現状よりも背の高いものに変更するという。そのほか、オプションとして利用可能なロッカーや郵便ポストの増設も図る予定。料金は、月額利用が全日=1万4,000円、平日=1万1,000円、平日午前・平日午後=6,000円、夜間土日=7,000円にそれぞれ値上げ。時間利用はこれまでの1時間400円から15分150円に改める。

 今回のリニューアルについて、京王電鉄は「昨今の新型コロナウイルスの影響により、テレワーク需要が伸びている中、KEIO BIZ PLAZAも大変ご好評をいただいている。今回は特に、静かで集中できるということでお客さまのご利用ニーズが高いブース席や、大テーブルの座席にデスクパーティションを増設し、さらに快適な執務環境を提供する」と説明する。

 9月16日には、同所の利用客がホテルの客室を個室のオフィスとして利用できる「KBPデイユース」、ホテルの宿泊客が同所を最長連続5時間まで利用できる「ワーケーションプラン」の期間限定販売も始めた。「KBPデイユース」では、客室を1時間単位で利用でき、追加料金を払うことで部屋のユニットバスも利用できるという。「時差通勤やテレワークをはじめ、旅先で休暇や観光を満喫しながら働くワーケーションなど、多様かつ柔軟な働き方が浸透する中で、快適で安心・安全に働く環境を用意する」と同社。実施期間は10月15日まで。

 営業時間は8時~21時。

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