高尾山で10月17日から、日本遺産認定を記念した「いこうよ!高尾山キャンペーン」が行われる。
八王子市が申請した高尾山を題材にした地域型のストーリー「霊気満山(れいきまんざん) 高尾山 ~人々の祈りが紡ぐ桑都物語~」が6月、都内初の「日本遺産」として認定されたことを受け、市主催で行う今回のキャンペーン。
今月17日からは、「SNSフォト投稿キャンペーン」と題して、高尾山の楽しさが伝わる写真を募集する企画を展開。キャンペーンと合わせて展開する公式インスタグラムやツイッターのアカウントをフォローした上で、ハッシュタグ「#いこうよ高尾山」を付けて、写真を投稿してもらう。投稿者には八王子芸者の座敷体験や八王子ゆかりの物産品の詰め合わせなど、抽選で230組に日本遺産に関わる商品などを進呈する。11月8日まで。
地元の商店会・高尾山商店会では、加盟店舗でアンケートに回答すると、会計時に500円を引く「いこうよ!高尾山クーポン」を進呈する企画を行う。各店舗先着400人までで、クーポン券はアンケートを回答した店舗でのみ使用可能。期間は12月13日まで。来山時はマスクの着用やソーシャルディスタンスの確保、うがい・手洗いの励行などを呼び掛けている。
高尾山周辺では、京王線・高尾山口駅近くの「高尾599ミュージアム」(八王子市高尾町)で、今月17日・18日に「秋のTAKAO 599祭」も開催される。毎年8月に行ってきた「TAKAO599祭」に代わる催しと位置付けており、17日からは館内で上映しているプロジェクションマッピングの新作「高尾をめぐる」の公開を始めるなど盛り上げる。