蛇の目ミシン工業(八王子市狭間町)は10月16日、同社の創業100周年を記念したミシン「Epolku(エポルク)」を発売した。
1921(大正10)年10月に「パイン裁縫機械製作所」として創業した同社。国産初のミシンメーカーとして知られ、来年10月に創業100周年を迎える。
今回は100周年を記念したミシンを発売。「エポルク」という名前には、フランス語で時代を意味する「Epoque」と、フィンランド語の道を意味する「Polku」の2つの言葉を組み合わせたという。製品はコーポレートカラーである赤の深みを増したクラシックレッドと、1960年代に発売したミシンのボディーカラーをイメージしたビンデージブルーの2種類を用意する。
同社は「当社が歩んできた時間、時代を共に過ごしてきた多くのお客さまへの感謝。さらにこれからの時代もミシンでものづくりの楽しさを伝えていきたいとの思いを込めてお届けする、使いやすくコンパクトな電子ミシン」と説明する。同社は同日、創業100周年を記念した特設ウェブサイトも開設し機運を盛り上げる。
サイズは幅=約35センチ、高さ=約26センチ、奥行き=約15センチ。重さは5.5キロ。価格は5万5,000円。