中央線・豊田駅周辺の飲食店を応援するイベント「天狗バル2020」が、11月17日~19日の3日間にわたって行われる。
東京・日野市のご当地ビール「TOYODA BEER(豊田ビール)」を手掛ける「TOYODA BEERプロジェクト実行委員会」が主催・運営する今回の催し。「TOYODA BEER」の周年記念イベントとして、昨年7月に開催されて以来、2度目の開催となる。
豊田駅周辺の飲食店14店が参加する。このうち、3月にオープンした「ひまわり食堂」「鮨ゆうじん」に加え、「104Kitchen」「TACHINOMI 燻 まこっちゃん」「やきとり まこっちゃん」「オーガニックカフェ&レストラン レテラ」の6店舗は初参加となる。
本部が置かれているビアスタンド「Beer Stand Toyoda」(日野市豊田4)など参加店では、1セット3枚つづりのチケットを販売。イベント当日は、チケット1枚で各店が用意するドリンク付きの限定メニュー1品と交換ができる。チケット購入者には「TOYODA BEER」にちなんだ景品が当たる企画も用意する。
コロナ禍でも頑張っている飲食店を応援してもらおうと企画。同プロジェクト実行委員長の増島清人さんは「9月ごろから復調しそうな様子があったのだが、10月・11月と月を追うごとに落ちてきていて、想像以上に飲食店は苦労をしている」とした上で、「『元気な人は気をつけてご飯を食べよう』というコンセンサスもできてきたかと思うので、今回、開催することにした」と話す。「昨年は土曜日に開催したが、今年は平日、3日間に広げたので、分散して来ていただければ」とも。
増島さんは「地元の飲食店を守れるのは地元の人。ここへ来て、店がなくなった光景を街中で見かけている。元気な方は普段行っていた飲食店を久しぶりにのぞいてみてほしい」と呼び掛ける。
チケットは、前売り=2,700円、当日=3,000円。開催時間は各日17時~22時。