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「豊田ビール」を発信するビアスタンド 空き家を改装、地域コミュニティーづくり目指す

空き家を改装した「Beer Stand Toyoda」の店内

空き家を改装した「Beer Stand Toyoda」の店内

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 東京・日野市のご当地ビール「TOYODA BEER(豊田ビール)」を扱うビアスタンド「Beer Stand Toyoda」(日野市豊田4)が1月15日、グランドオープンする。

オリジナルのグラスやコースターを用意

 「多摩地域最古」とも呼ばれるビール工場があった日野市豊田地区。1886(明治19)年から少なくとも1894(明治27)年ごろまでの間、ビールが造られていたとされる。「TOYODA BEER」は地域の活性化などを目指して、2015(平成27)年に当時のラベルを復刻する形で誕生。2018(平成30)年には日野産大麦を100%使用した「PREMIUM TOYODA BEER(プレミアム豊田ビール)」も発表された。

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 今回は豊田駅から徒歩約1分の場所に位置する空き家を、「TOYODA BEER」のプロジェクトに携わる地元有志らが本業の合間を見ながら店舗へとリフォーム。昨春から準備を進めてきたという。

 「TOYODA BEER」の発信拠点を目指し、店内にはこれまでの歴史を紹介するパネルなども掲示。ビールは冷蔵庫を改造したビアサーバーからグラスに注ぐ形で提供する。五太子商店(豊田3)のチキンサラミなど地元店によるフードも用意する。カウンター席4席に加えて、土間部分をスタンディングスペースとして活用することで、10人ほど入店できる。

 プロジェクトを手掛ける増島清人実行委員長は「『TOYODA BEER』をみんなに飲んでもらえるようにすることが実行委員会の役割だが、取扱店が大きく増えないことが課題だった。待ってても増えないのであれば、発祥の地である豊田で自分たちで作ってしまおうというのがそもそものきっかけ」と話す。

 豊田駅前の区画整理が進み、マンションなどが建設されたことで新たな住民が増えていることもあり、「ここ1、2年、その人たちが街とかかわりが持てない状態ができてしまっている。うまく参加していただくことで、街を盛り上げられたらいいという希望もある」と増島さん。「『TOYODA BEER』だけでも、コミュニティースペースだけでも場所は維持できない。2つを合わせれば、両方が補ってこの場所が存在できるのではないか」とも。

 当分の間はボランティアが中心となって、週2日営業する予定。「地域の人やビール好きの人などに店に参加してもらえれば。そうすることでコンテンツも豊富になっていく。みんなで作っていければ」と増島さん。「地元の人に飲んでいただき、体験していただきたい」とアピールする。

 1月は15日・18日・22日・23日・29日・30日の各日に営業予定。営業時間は18時30分~21時30分(15日は17時~22時、18日は13時~17時)。

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