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高尾山「火渡り祭り」2年ぶりに開催へ 一般の火渡りは上限1000人に

火の上を歩く修験者

火の上を歩く修験者

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 高尾山薬王院(八王子市高尾町)自動車祈祷殿広場で3月14日、春の恒例行事「高尾山火渡り祭り」が行われる。

会場となる自動車祈祷殿広場

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 高尾山の「水の行」「火の行」の2つの荒行のうち、「火の行」を一般公開する同祭り。火をたいて祈りをささげる護摩修行としては同院最大の行事で、毎年3月の第2日曜に行われている。昨年は新型コロナウイルスの世界的な感染拡大を受け中止されたことから、今回は2年ぶりの開催となる。

 会場では積み上げた葉に火をつけ、信者や一般参加者が願い事などを書き込んだ「撫(な)で木札」(一座200円)をたき上げる。火が落ち着いた後は修験者が火渡りを行い、その後、一般参加者も火の上を歩くことができるが、今年は参加を希望する人に事前に整理券を配布。1000人を上限として火渡りをできる形にするという。整理券の配布は9時から。場外での観覧など会場への入場制限は行わない。

 会場で限定御朱印紙の授与も行うことにしており、「火渡り祭限定御朱印紙」として、「火生三昧(かしょうざんまい)」と墨書きされたもののほか、昨年6月、都内初の「日本遺産」として高尾山を題材にした地域型ストーリー「霊気満山(れいきまんざん) 高尾山 ~人々の祈りが紡ぐ桑都物語~」が認定されたことを記念した「日本遺産認定特別限定御朱印紙」も用意する。それぞれ500枚限定で、授与料は1,000円。授与は祭りの開催に先駆け、9時より行う。15日以降は同院護摩受付所で扱う。

 13時祭り開始。

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