プロバスケットボールチーム「東京八王子ビートレインズ」が8月31日、ホームゲームの試合中に放送する応援ボイスをファンなどから募集する取り組みを始めた。
2021-22シーズンもB3リーグに参戦する同チーム。試合中、新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため、会場では大声での応援や応援歌を歌うことを禁止することから、選手を応援するボイスメッセージをファンや地域の人から募集。声援として会場内でBGMと共に流すことにした。
メッセージは、5つの音声から募集。「GO! TRAINS!(ゴー・トレインズ)」「ディーフェンス」「We are BeeTrains(ウィー・アー・ビートレインズ)」に加え、タレントのヒロミさんが自身のユーチューブチャンネルで発表した「八王子のうた」の一節「ハチ ハチ ハチオウジ~ ハッ!」「ハッパ キラキラ キーラキラ ハッ!」を応援ボイスにできる。チームの公式LINEに登録し、トークのボイスメッセージとして音声を録音し送信してもらう。チームの公式ホームページでは、専属チアリーダー「Raily's(レイリーズ)」がボイスを吹き込む様子を動画にして投稿を呼び掛けている。
今回の企画について、チームを運営するTHTマネジメントの加藤友里さんは「いよいよ2021-22シーズン開幕まで約1カ月となった。今シーズンもコロナウイルスの影響により、大声での応援や応援歌など声を出しての応援は禁止している。昨シーズンは応援の制限がある中で、市民やブースターの皆さまの協力・応援のおかげで、新たな応援スタイルを確立できたと感じている。今シーズンも皆さまと共に応援の力で選手たちの背中を強く押していきたい。トレインズブースター一丸となり、応援という最大の武器で勝利を共につかもう」と呼び掛ける。
開幕を前に9月25日には、エスフォルタアリーナ八王子(八王子市狭間町)でB2リーグに所属するアースフレンズ東京Zとのプレ試合を開催する。試合開始は15時。今月6日からチケットの一般販売も始めた。新シーズンは、10月2日に静岡市中央体育館(静岡市葵区)で行われる「ベルテックス静岡」戦から始まる。
応援ボイスの締め切りは9月19日23時59分。