京王電鉄は8月1日から、高尾山の夏のキャンペーンとして「高尾山・天狗イベント」を実施する。
高尾山では古くから天狗がすむと言われており、高尾山薬王院(八王子市高尾町)では「天狗社」に天狗を祭っているほか、数多くの伝説が残されている。また、JR高尾駅のホームには国鉄時代、天狗の頭を模した像も設置されるなど、観光の目玉としても注目されている。
イベントは昨年に引き続き今年で2回目。期間中、高尾山の天狗をテーマにしたクイズや天狗について学ぶパネル展示を行うほか、天狗をテーマにした期間限定の精進料理「小天狗膳」(1,500円)を高尾山薬王院で提供するなど、さまざまな企画を用意する。
目玉は8月1日・2日に開催するイベント「高尾山・天狗サミット」。高尾山薬王院を会場に、昔話や落語、民話などに登場する天狗について学ぶ講座や、作家・京極夏彦さんや雑誌「怪」編集長の郡司聡さんなどが参加するパネルディスカッション「天狗を語る」などを開く。参加無料。催しものごとに事前の申し込みが必要で、応募締め切りは今月18日。
イベントは8月31日まで。