音響機器メーカーのティアック(多摩市落合)が11月4日、「初音ミク」のデザインを施したレコードプレーヤー「TN-180BT-MIKU」を発表した。
筐体やフェルト製のターンテーブルのスリップマットに初音ミクをデザインした同商品。フォノイコライザーアンプを内蔵しており、外部音声入力端子を持つアンプやオーディオコンポ、ラジカセなどと接続できるほか、Bluetoothトランスミッターを搭載。Bluetooth対応スピーカーやヘッドホンに音を直接飛ばして聴くこともできる。同社は「お手持ちの機器に合わせたさまざまなスタイルでレコードを楽しむことが可能」とアピールする。
スピードは33回転、45回転に加え、SP盤が再生できる78回転に対応。演奏終了時にトーンアームが自動的に元の位置に戻るオートリターン機構を搭載する。購入時点でレコード針として、オーディオテクニカ製のVM型カートリッジを装着しており、すぐにレコードを再生できるという。製品には初音ミクのほか、鏡音リン、鏡音レン、巡音ルカの楽曲を収録したLPレコード「Turn Around ~Swinging MIKU LUKA RIN LEN~」も付属する。
駆動方式はベルトドライブ。サイズは幅=42センチ、高さ=10.5センチ、奥行き=35.6センチ。重さは約4.9キロ。発売に先行して、今月5日~7日に幕張メッセ(千葉県千葉市)で行われるイベント「初音ミク『マジカルミライ 2021』」の会場で製品を参考出展する。
2022年3月9日発売予定。希望小売価格は3万6,300円。