JR東日本が12月17日、来年3月に行うダイヤ改正の概要を発表した。
ダイヤ改正は来年3月12日に行う予定。利用状況に合わせて輸送体系の見直しを行うことにしており、朝の通勤時間帯の中でも最も運転本数が多い1時間では、中央線快速電車が現行の30本から29本、横浜線が19本から17本、青梅線が17本から16本にそれぞれ減便する。
中央線快速電車は、7時12分大月発の通勤快速を快速に種別変更するほか、日中帯の運転本数も見直す。中央本線では、現行の8時10分豊田発甲府行きを大月行きに変更するほか、21時13分大月発高尾行き、21時54分高尾発大月行きの運転をそれぞれ取りやめるなど改正する。
八高線では八王子~高麗川~川越間でワンマン運転を始める。朝・夕の時間帯では中央線快速電車との直通運転を取りやめ。これに伴い、八高線と連結して中央線快速電車となる五日市線についても直通運転を取りやめる。現行と同じ4両編成の車両で運転し、全てのドアから乗り降りできるという。横浜線については、平日7時24分八王子発など朝夕の時間帯で行っている相模線との直通運転を取りやめる。
特急列車については、23時東京発の「はちおうじ9号」の運転を取りやめ、22時30分東京発の「おうめ3号」の発車時刻を22時15分に繰り上げるなど運行体系を見直す。「あずさ」「かいじ」については、全ての列車を立川駅に停車させ、東京発着の列車を増やした上で、運転区間や停車駅の変更も行うという。
最終的な列車の時刻は来年2月25日に発売される予定の「JR時刻表3月号」で確認するよう呼び掛けている。