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高尾山で春恒例「火渡り祭り」 1000人限定で一般参加者も火渡り

春の恒例行事となっている「火渡り祭り」の様子

春の恒例行事となっている「火渡り祭り」の様子

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 高尾山薬王院(八王子市高尾町)で3月13日、春の恒例行事「高尾山火渡り祭り」が行われる。

積み上げた葉に火を付け、たき上げる

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 同祭りは高尾山の「水行」「火の行」の2つの荒行のうち、「火の行」を一般公開するもの。高尾599ミュージアム(高尾町)前にある同寺院自動車祈祷殿広場で毎年3月の第2日曜に行っている。火をたいて祈願を行う護摩供養としては同寺院最大規模という。

 祭場に用意する積み上げた葉に火をつけ、信者や一般参加者が名前や年齢などを書き込んだ「撫(な)で木札」(200円)を護摩木として火の中に入れ、たき上げる。火が落ち着いた後は修験者が火渡りを行う。その後、一般参加者も火の上を歩くことができる。

 たき上げが行われている間は祭りの時のみ配布される「梵天(ぼんてん)札」を刺したみこしが登場する。祈とうしながら担ぎ歩き、来場者にお守りとして授与する。「梵天札」の初穂料は500円。当日は祭りに参加した証しである「渡火証」(300円)も用意する。

 今回は感染防止対策の一環として、火渡りの一般参加者には事前に整理券を配布する。先着1000人限定。配布は当日9時から。観覧についての入場制限は行わない。

 祭りは13時開始。

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