八王子まつり実行委員会が4月19日、多摩地区最大規模の山車まつり「八王子まつり」について、「今年は8月5日から3日間の日程で行う」と決定した。
甲州街道(国道20号)をメイン会場に山車やみこし、民踊流しやパレードなどさまざまな催しを行う同祭。例年8月の第1金曜から3日間の日程で行われている。2020年と昨年は新型コロナウイルスの感染拡大により、「来場者・参加者・関係者の安全を確保できない」として2年連続で中止となった。
昨年、60周年を迎えたことを受け、八王子市は本年度予算で祭りの開催に向けた助成額を約400万円増やした。石森孝志八王子市長は予算案の発表の際、「開催する方向でどういう形のものができるか、じっくりと検討し必ず実現したい」と意気込んでいた。
2020年と昨年はオリンピック・パラリンピックの開催に配慮して、開催予定日を8月第3週に設定していたが、今年は例年通りの日程となった。実行委員会では新型コロナウイルスの感染状況を踏まえ、「規模の縮小など内容の変更または中止となる場合がある」としている。
【お詫びと訂正】
初出時、今年で60周年としておりましたが、中止となった2021年の八王子まつりが60周年の誤りでした。お詫びして訂正いたします。