「喫茶 馬天使」(八王子市中野上町4)で販売しているオリジナルレトルトカレーが6月、販売1周年を迎えた。
八王子駅から徒歩5分ほどの明神町で34年にわたり営業してきた「馬天使」。閉店後、市内のカフェを会場に「旅する馬天使」と銘打ち曜日限定で営業。その後、2018(平成30)年に現在の場所で再オープンした。
昨年6月に国産の鶏肉やさまざまなスパイスを使ったカレーをレトルト化し、「馬天使カレー」と銘打って販売を始めた。1食200グラムで、湯せんや電子レンジで温めることで食べることができる。
商品化のきっかけについて、コロナ禍だったことに加え、店主の保高泰一さんは「お客さんの中に馬天使のカレーが自分にとって自慢できるものだから、レトルトカレーを作りたいという人がいた。工場の人と何回かやり取りする中、店の味に90%以上近づいたので販売を始めた」と話す。
販売開始後、常連客などが買って帰っているという。店でしか販売していないが、保高さんは「今までマッチしかなかった中、持って帰ることができる店の土産になった」と話す。
価格は500円。