JR東日本八王子支社(八王子市旭町)が9月、鉄道開業150周年を記念した親子向けイベントを各所で開く。
7月は、豊田運輸区(日野市東平山3)で「夏休み自由研究応援! 中央線運転士・車掌・駅員お仕事体験ツアー」や中央線快速電車として運用していた「201系」車両の撮影会を行った同社。今回は武蔵小金井駅近くの車両基地である豊田車両センター武蔵小金井派出(小金井市)などでイベントを開く。
9月18日・24日は、山梨県大月市にある笹子トレーニングセンターで、「鉄道の裏側見せます!職業体験ツアー~技術系統編~」を開催する。鉄道の運行を支える技術系統の仕事を体験・見学できるもので、同センター内の訓練設備を使い、巡回や災害時の警備などに使う簡易車「ATカート」や高所作業車の乗車体験、ポイントの転換体験を行う。
今回、「鉄道に興味を持ってもらいたい」と同社八王子営業統括センターの社員が発案したという。18歳以上の保護者と小学生の子どもの2人1組で申し込むことができる。定員は各日12組24人。価格は1組1万円。開催時間は12時~16時。
9月19日は豊田車両センター武蔵小金井派出で「親子でわくわく鉄道体験!」を行う。中央線E233系車両に乗って、武蔵小金井駅から通常立ち入ることができない車両基地まで体験乗車を行うほか、電車のドアの開閉や車内放送の体験、乗務員や車掌が持つかばんの中身紹介などに加え、現役の運転士や車掌、駅員に質問できるフリートークの機会も設ける。
コロナ禍で思うように外出できない状況が続いていることから、豊田運輸区の社員が中心となり、子どもたちの親子で楽しめるイベントとして企画した。当日は1組ごとに専属スタッフが案内し、「乗務員室内でも記念写真が撮れるので、家族で思い出となる1枚を撮影してほしい」と呼びかける。
「親子でわくわく鉄道体験!」開催時間は9時~12時10分。定員は親子ペアで先着5組。価格は1組1万5,000円。共に販売はJR東日本が運営する通販サイト「JRE MALL」で9月1日12時から始める。