飲食店や物販店など複合機能を備えた施設「桑都テラス」(八王子市中町)が11月26日、グランドオープンする。
八王子市が9月30日、施設の名称と開業日を明らかにした。同施設は「八王子市中心市街地活性化基本計画」の「伝統文化伝承・未来創造プロジェクト」の一環で新たに造られた。八王子市まちづくり公社(旭町)が運営する。
「街中における新たなにぎわい施設」と位置付け、演芸場や「にぎわい広場」、飲食店、物販店が入居する。八王子の歴史・文化の発信や伝承、回遊性の向上、新たな老舗の創出、アフターコンベンションの場としての活用などを目的に据える。
同施設のロゴマークや出店する店舗の詳細は、今後改めて発表するという。グランドオープン前の10月22日・23日は、八王子商工会議所(大横町)が主催するイベント「わくわくフェア2022」に合わせて、プレイベントを開催する予定。
同施設は八王子駅北口から徒歩約6分の場所に位置し、近隣には西放射線通り商店街(ユーロード)や花街が残る「黒塀通り」、地元芸者衆と料亭からなる八王子三業組合(南町)などがある。