市民から食料品の寄付を募る活動「フードドライブ」が10月22日・23日、八王子駅みどりの窓口横の「つながルーム」で行われる。
JR東日本八王子支社と八王子市、フードバンク八王子(八王子市中町)、フードバンク八王子えがお(横川町)が協力し行う今回の取り組み。2019年に施行された「食品ロスの削減の推進に関する法律(食品ロス削減推進法)」で、10月を「食品ロス削減月間」としていることを受け、食品ロス削減に向けた取り組みの一環として行う。
当日は、白米や玄米などのコメや、うどん・そばなどの麺類、缶詰・瓶詰、インスタント・レトルト食品、中元や歳暮でもらった物などのギフトパック、調味料、食用油、菓子などに加え、「アルファ化米」など非常食も対象として寄付を募る。
コメや塩、砂糖などを除いて賞味期限が書かれ、期限まで2カ月以上ある物で、常温保存可能、未開封物に限る。飲料やみりんを除くアルコール類、サプリメント、手作りの食品などは受け付けない。集まった食品は、フードバンク団体に寄付する。
JR東日本八王子支社の担当者は「『食品を通じてつながるまちづくり』に向け、お客さまの日常生活と広く関わりを持つことで、サステナブルな社会の実現を目指す」と説明する。開催時間は両日共11時~15時。
イベントに先駆け、今月19日からJR東日本や八王子市、各フードバンク団体の活動を紹介する展示を「つながルーム」で行う。開催時間は9時~20時(19日は13時30分~)。今月30日まで。