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西八王子が「本当に住みやすい街」で1位に ローランドさんも喜び

1位発表の様子

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 「ARUHI presents 本当に住みやすい街大賞 2023」が12月15日に発表され、西八王子が1位に輝いた。

記念のトロフィーを授与

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 住宅ローン専門の金融機関「アルヒ」(港区)が主催する同企画。関東の1都3県で同社の住宅ローン融資の実行件数を町名単位で集計し、住環境や交通の利便性、教育文化環境、コストパフォーマンス、発展性の5つの基準から専門家らによる選定委員会がトップ10を決めた。

 当日は、恵比寿ガーデンルーム(渋谷区)で授賞式を行った。順位は以下の通り。1位=西八王子、2位=流山おおたかの森、3位=新小岩、4位=保谷、5位=辻堂、6位=柏、7位=新川崎、8位=川越、9位=東村山、10位=鶴ヶ峰。1位の西八王子は同賞が始まった2017(平成29)年から昨年までランク外だった。

 式典には選定委員会の委員長で住宅評論家の桜井幸雄さん、不動産コンサルタントの岡本郁雄さんと共に、ゲストとして八王子出身でカリスマホストとして知られるROLAND(ローランド)さん、タレントの南明奈さんが登壇した。アルヒの浜田宏会長が1位が西八王子であることを発表し、八王子市広報プロモーション課の木村一成課長が記念のトロフィーを受け取った。

 桜井さんは今回の選定理由について、「高尾まで行くとさすがに山っぽい。西八王子まではちゃんと都会。八王子じゃなく、なぜ西八王子かというと住宅の値段。八王子は価格が跳ね上がっているが、西八王子は価格が抑えられている」と話す。岡本さんは「戸建てが3,000万円~4,000万円から買えるエリア。リーズナブルなところが魅力」と評価した。

 1位の発表に合わせ、石森孝志八王子市長のビデオメッセージが上映された。石森市長は「(八王子は)ブランドメッセージである『あなたのみちを、あるけるまち。八王子』を合言葉に一人ひとりが多様な生き方、働き方、学び方、遊び方を選べるのが自慢。今回選ばれた西八王子はそのような街の特徴を凝縮したエリア。八王子のほかのエリアもそれぞれ特徴があり、住んでもらうのに魅力的な街。八王子がさらに住みやすい街として感じてもらえるよう市民と共ににぎわいあふれるまちづくりを進めていく」と話す。

 式典冒頭で「八王子を24区目の街にしたい」と発言していたローランドさんは「ホスト時代からナンバーワン以外は興味がないと言い続けてきたので、1位なのは素直にうれしい」と喜びの表情を見せた。

 「『八王子のマンハッタン』と呼ばれている、僕が生まれた北野駅周辺も良いところなので、来年には入ってくるのでは」とも。ローランドさんが八王子について熱く話すと、南さんが「八王子の話をするときは表情がすごくキラキラする」と返す一幕も見られた。

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