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JR東日本、2023年3月にダイヤ改正 中央線快速電車など運転本数見直し

来年3月にダイヤ改正を行う中央線快速電車

来年3月にダイヤ改正を行う中央線快速電車

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 JR東日本が12月16日、2023年3月18日に行うダイヤ改正の概要を発表した。

特急「あずさ」「かいじ」は一部の列車で終着駅を変更

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 今回、八王子支社が管轄する中央本線や中央線快速電車、青梅線、五日市線などでは利用状況に合わせて輸送体系の見直しを行う。

 中央線快速電車は全面的に列車の運転時刻や本数を見直す。特に朝の通勤時間帯は、中野駅の時刻で7時40分~8時40分ごろの運転本数を現在の29本から28本に減らし、代わりに6時30分~7時30分ごろは15本から16本にするなど利用者が増えている早朝の運行本数を増やす。夜間の一部の下り列車についても見直しを行った上で、武蔵小金井行きを高尾行き、立川行きを青梅行きに行き先を延長するなどして利用しやすくする。

 中央本線の特急列車については、6時58分竜王発の「かいじ2号」と、9時10分松本発の「あずさ16号」の終着駅を新宿から東京に変更する。これにより現在、午前中に新宿に到着する「あずさ」「かいじ」の全列車の終着駅が東京になる。中央本線は、20時~22時台の小淵沢~甲府間の上り列車の運転間隔を変更。現在、20時台に運転している小淵沢発高尾行きを取りやめ、21時台に新たに高尾行きを設定する。

 青梅線は青梅~奥多摩間でワンマン運転を始めるほか、奥多摩・御岳~立川・東京間の直通運転を取りやめ、それぞれ青梅駅での折り返し運転に変える。データイムを中心に青梅~東京間の直通列車を増やし、朝の通勤時間帯を含めて列車の時刻や本数を見直す。これにより、終日で直通列車の本数を平日=上り18本・下り17本、土休日=上り21本・下り19本増やす。

 五日市線は拝島駅で折り返しを行っている一部の列車を立川発着に変更。武蔵五日市~立川間の直通運転について、上りは土休日1本、下りは平日2本・土休日3本増やす。

 土休日に運行している「ホリデー快速おくたま」は、発着駅を奥多摩から青梅に変更する。青梅駅の同じホームで乗り換えができる設定にした上で、利用が見込まれる季節には青梅~奥多摩間を走る「ホリデー快速おくたま」を運転する。同様に武蔵五日市まで運転している「ホリデー快速あきがわ」は今回のダイヤ改正で運転を取りやめ、今後は「ホリデー快速おくたま」に乗車し、拝島駅での五日市線への乗り換えを促す。

 同社では現在、最終的な列車の時刻を来年2月25日に発売予定の「JR時刻表3月号」で確認するよう呼びかけている。

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