京王電鉄が12月16日、2023年3月18日に行うダイヤ改正の概要を発表した。
今回は京王線・井の頭線のそれぞれでダイヤを改正する。直近の利用状況を踏まえ、京王線は夜間~深夜帯、井の頭線は早朝と夜間~深夜帯で列車の運行本数や運行間隔などを見直す。
京王線は、平日21時台と22時台の運行本数を減らす。改正後の21時台で上り=19本(現行20本)、下り=21本(同22本)、22時台は上り=14本(同16本)、下り=16本(同18本)にする。土休日は21時台で運行本数の削減を行い、上りが17本(同20本)、下りが19本(同21本)になる。
井の頭線でも運行本数の見直しを行う。平日は始発~7時台が43本(同44本)、下りが31本(同32本)になる。19時以降のダイヤにも手を入れ、19時台を上り=18本(同20本)、下り=19本(同20本)に変え、運行間隔を約3分にする。土休日も始発から7時台について、上り=33本(同34本)、下り=27本(同28本)にするほか、22時以降で本数の削減を行う。
有料座席指定列車「京王ライナー」は、平日7時10分橋本発、7時48分京王八王子発の新宿行き2本を増発するほか、新宿発橋本行きとして、18時40分発の37号、19時40分発の31号、20時40分発の45号の3本を増発する。土休日は夕方下りの列車として、15時20分発の橋本行き、16時発の京王八王子行きの2本を増発する。
新宿・高尾山口間で運行する「Mt.TAKAO号」については、14時15分高尾山口発の1本を増発する。
新ダイヤの各駅の時刻表は、来年2月初旬に同社ウェブサイトに掲載する予定。