プロバスケットボールチーム「東京八王子ビートレインズ」が2月17日・18日、シーズン第19節「立川ダイス」戦を「八王子市民デー」として行う。会場はエスフォルタアリーナ八王子(八王子市狭間町)。
今シーズンはB3リーグに参戦するビートレインズ。今回は八王子商工会議所による冠ゲームで「立川だけには負けたくねえ」をサブタイトルに掲げる。
初戦となる今月17日は、ビートレインズの応援ソング「我らトレインズ」の歌唱と演奏を手がけるパンクバンド「ニューロティカ」のATSUSHIさんがオープニングゲストを務めるほか、石森孝志八王子市長が試合前のあいさつや始球式に出席する。
ハーフタイムには市内のボクシングジム「八王子中屋ボクシングジム」(南町)に所属する佐々木尽選手が登場。会場ロビーには地元商店会や八王子総合卸売センター(北野町)で自家製サンドイッチなどを販売しているカフェ「SEAFOOD MARKET(シーフードマーケット)」などがブースを出店する。
18日は、ラジオ番組「はなわ&ビートレインズの『八王子だョ!全員集合』」のパーソナリティーを務めるタレントのはなわさん、「KICK THE CAN CREW」のリーダーのLITTLE(リトル)さんが地元・八王子を歌う「八王子少年」として登場。今シーズンからビートレインズの選手が入場する際に放送している楽曲「Hachioji Love」を歌う。当日はチームの8周年を記念したTシャツの配布も行う。
イベントに合わせ、料金も通常より安価に設定する。6日時点で、17日が1階席の「ライナーシート」のアウェー側と「快速1階自由席」以外、18日の1階席全てが売り切れになっている。「ライナーシート」は一般が3,350円、「快速1階自由席」は大人=1,000円、子ども=500円。2階席「各駅停車2階自由席」は両日とも席数に余裕があり、大人=1,000円、子ども=500円。車椅子エリアも設ける。
チームを運営する「THTマネジメント」(子安町)の阪本舞子さんは「チームも8周年になるし、これまで『8』という数字にこだわってやってきた。8周年の市民デーをなんとか盛り上げたいという思いから、さまざまなゲストの方に出演してもらうことになった」と話す。特に「八王子少年」による「Hachioji Love」の歌唱については、「今シーズンが始まる前から実際に歌ってもらいながら選手入場できたらすごく良いと思っていた。いつか来ていただきたいと思っていたが、こんなに早く実現するとは思っていなかった」とも。
「八王子市民デー」の開催を前に、今月5日にはセレオ八王子(旭町)で選手によるトークショーなどのイベントを行い好評だったという。「グッズを持ってきてくれた方もいて、ホーム感のあるイベントになった」と阪本さん。
サブタイトルが「立川だけには負けたくねえ」であることもあり、「バスケットに興味がない方も反応してくれる。バスケットをきっかけに八王子と立川がより盛り上がり、知ってもらうきっかけになれば」と話す。「これまで市民の皆さんの中にあった悶々(もんもん)とした思いが、バスケットの対決という形で白黒はっきりつくということで八王子市民の熱が高まっているのを感じる。市民の皆さんと一緒になり、八王子一丸となって立川を迎え撃ちたい」と意気込む。
1月からチームの広報を担当する川上紅葉さんは「私が参加するのは初めて。祭りのようだと聞いているので楽しみ。市民の皆さんにも絶対楽しんでもらえると思うので、ぜひ来てほしい」とアピールする。
試合開始は、17日=19時、18日=14時。