ワインをテーマに飲み歩きを楽しむイベント「八王子ワインフェスティバル 2023」が5月14日に八王子市内で行われる。
仏ブルゴーニュ地方で行われているワインのイベント「サン・ヴァンサン」をモチーフに、2013(平成25)年春から行っている同イベント。ワインをテーマに八王子で飲み歩きを楽しんでもらうもので、今回で10周年を迎える。今年は2月にも「TOKYO FARM VILLAGE」(八王子市小比企町)で開催した。
当日は、レストランバー「SCENE」や「Firenze BAR ADOMANI(フィレンツェバール・アドマーニ)」(以上、八王子市明神町4)、京王八王子駅そばのカフェ「Brasserie BASEL(ブラッスリー・バーゼル)」(明神町3)、フランス料理店「Bistrot Bon Coeur(ビストロ ボンクール)」(中町)など八王子市内の31店が参加。参加者は配布されたワイングラスを使って、各店が薦めるワインを40ミリリットルずつ試飲し、それぞれの店が提供するワインに合う料理を味わいながら店を巡っていく。
今回は「八王子で紡ぐ、日本ワイン」をテーマに据え、岩崎醸造、白百合醸造(以上、山梨県勝沼市)、三養醸造(山梨市)、「Domaine Hide(ドメーヌヒデ)」(南アルプス市)といったワイナリーがゲストとして参加する。
運営にも関わる「SCENE」の吉見直高さんは「2月の会は盛況で、造り手と飲み手が八王子の豊かな自然の中で話しながら楽しんでいた」と振り返る。今回のイベントについては、「新規の飲食店も増え、久しぶりに参加する店も気合が入っている。参加店もフィンガーフードに創意工夫を凝らしている。コロナ禍も落ち着き八王子の新しい風を感じてほしい」と吉見さん。醸造家も参加することから、「造り手の思いを感じることができる。日本ワインの良さ、クオリティーの高さを知ってもらえたら」と呼びかける。
開催時間は12時~17時。料金は、早割(4月13日まで)=5,800円、前売り=7,000円、当日=8,000円。