「八王子で一番小さな展覧会 -手のひらサイズの小さな作品展 Vol.1-」が7月8日・9日、レンタルスペース「Space &(スペース・アンド)」(八王子市中町)で行われる。
八王子駅近くの商業ビル「0426 spring garden」2階に展開する同スペース。今回はイラストレーターの小楠アキコさんら地元の作家が参加し、「手のひらサイズ」をテーマにした作品を展示・販売する。
出展する作家は、小楠さんのほか、ペン画を手がける池田美佳さん、いしいなみさん、レジンアクセサリーなどを手がける「はんみ」さん、チョークアーティストの「Miho Oguri」さん、フェルトアートを手がけるおぐすしのぶさん、ミニチュア・ドールハウス作家の谷本朋子さん、豆本を手がける岩崎博さんと上原美佳さん、「愛子画伯5歳」さん。
今回は小楠さんと「Space &」が共催しイベントを開く。「コロナも落ち着き、何かやりたいと思っていた。池田さんが小さな絵を描かれていたのを見て、八王子で小さな絵だけを並べた作品展は聞いたことがないと思い、せっかくだからとこれを機に企画した」と小楠さん。
同所を運営する賀澤志帆さんは「『Space &』のギャラリー展示は小楠さんから始まり、絵の展示だけではないやり方をお客さんのほうから見いだしてくれた。いろいろな使い方ができ、いろいろなものを展示できることが伝わったらいい」と話す。
イベントは今後も継続して開催する方針。「年1回はやれたらいいし、クリスマスなど季節に合わせてできたらいい。玄関の小さなスペースでもちょっと飾ってもらえるようなかわいい作品が多いので、ぜひ見てほしい」と小楠さん。賀澤さんは「来場者も出展者も楽しめる2日間であってほしい。アートは身近なものなので、お気に入りのものがあったら作品を買い、家に連れて帰ってもらって、アートを人生や生活の一部に採り入れてほしい」と呼びかける。
開催時間は、8日=12時~18時、9日=11時~17時。入場無料。