高尾山を舞台にした夏のキャンペーン「夏の高尾山『清涼』体感めぐり」が7月21日、始まった。
主催は、八王子観光コンベンション協会、高尾山商店会、高尾山薬王院、高尾登山電鉄、京王電鉄、高尾599ミュージアム(八王子市高尾町)で組織する連絡協議会。夏の高尾山の魅力を体感してもらおうと、さまざまな企画を展開する。
消化吸収の良いそばと「とろろ」を組み合わせた「高尾山とろろそば」が親しまれている高尾山。同日始める「『夏の涼風そば』キャンペーン」では、高尾山中腹の「十一丁目茶屋」、山頂にある「やまびこ茶屋」など16店が参加する。
京王線・京王井の頭線の各駅や高尾山口駅横の観光案内所「むささびハウス」(高尾町)などでは、100円分の割引券3枚を付けたパンフレットを配布。割引券は各店で500円以上のそばやうどんを食べる際に使うことができる。
併せて、「高尾山スタンプラリー」も開催。京王線・高尾山口駅、高尾山薬王院、山頂にある東京都高尾ビジターセンター(高尾町)にスタンプ台を置くほか、パンフレットを持って、参加店でそば・うどんの注文客、高尾山商店会の各店で物品を購入した人にスタンプを押す。
スタンプ台のある3カ所と、そば店、商店会の参加店各1店の計5カ所のスタンプを集めた先着1000人に、「むささびハウス」でオリジナル扇子を進呈する。キャンペーンとスタンプラリーはいずれも8月31日まで。
キャンペーン期間中、商店会の沿道には江戸風鈴を飾り観光客を迎える。高尾山ではこのほか、8月19日には、高尾山薬王院参道から仏舎利塔までをLEDキャンドルで照らし、医療従事者への感謝の意味を込めて、仏舎利塔を青くライトアップする「高尾山『灯りの巡礼』夕涼みライトアップ」も行う。点灯時間は18時~20時。
八王子市主催で高尾山薬王院をライトアップする「高尾山夏のライトアップ」も行う。開催期間は8月19日~同27日。点灯時間は18時30分~20時。