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日野市・京王百草園「松連庵」が国登録有形文化財に 文化審議会が答申

国登録有形文化財への登録が答申された「松連庵」

国登録有形文化財への登録が答申された「松連庵」

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 国の文化審議会が3月26日、京王百草園(日野市百草)内の「松連庵(しょうれんあん)」を登録有形文化財として登録するよう文部科学大臣に答申した。

「松連庵」の室内の様子

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 京王線・百草園駅から徒歩10分の場所にある同園。徳川家康の長男・信康追悼のため、小田原城主・大久保家が享保年間(1716~1736年)に行った寺院再建の際に整備された。京王帝都電鉄(現在の京王電鉄)が1957(昭和32)年に買収して以来、同社が管理・運営している。

 「松連庵」は同園東側にあり、現在は休憩施設となっている。江戸時代にあった「松連寺」で僧侶が居住していた庫裏を活用。木造平屋建ての室内は江戸時代末期から明治時代前期の多摩地域の上層民家で見られた間取りとなっている。京王百草園として再整備した際に現在の名称にした。江戸時代後期の1820年ごろに建設され、昨年、耐震改修工事を終えた。かやぶき屋根のふき替えを行っている日野市内で唯一の民家となっている。

 登録有形文化財の登録基準は、建設後50年が経過し、「歴史的景観に寄与している」「造形の規範となっている」「再現することが容易でない」のいずれかに該当するものとしている。文化審議会は今回、同施設を「歴史的景観に寄与している」と評価した。日野市内での登録有形文化財答申は、2017(平成29)年6月登録の「旧農林省蚕糸試験場日野桑園第一蚕室」(日野本町)、昨年11月に登録が答申された日野市立中央図書館(豊田)以来3件目となる。

 京王電鉄の広報担当者は「登録されることになった松連庵を貴重な文化遺産として多くの方に発信し、京王百草園を訪れる方々に昔の面影をしのばせる憩いの場を提供する観光資源として活用を図っていく」と話す。

 同園の開園時間は9時~17時。入園料は、大人=500円、小人=100円。水曜定休。

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