京王電鉄が8月5日、駅を巡るイベント「歴史を感じるトレインカードラリー」を始めた。
京王電鉄が1913(大正2)年4月に電車、路線バスの営業を始めてから今年で110周年、京王井の頭線が今月1日に開業90周年を迎えたことを受けて行う今回のイベント。
京王線・井の頭線の各駅では、チェック用紙を兼ねたチラシを配布する。期間中、「京王線・井の頭線1日乗車券」を購入し、新宿、桜上水、調布、京王多摩センター、渋谷、吉祥寺の6駅でチラシを提示した人に、駅ごとに異なるトレインカードを配布する。ゴールとなる高幡不動駅では、6種類全てのカードを集めた先着3000人に「達成賞」としてカードホルダーを進呈する。
「京王の歴史」をテーマに据え、座席指定列車「京王ライナー」などで使っている京王5000系や初代5000系など同社の歴代車両の写真をカードにした。
「110」と「イトウ」の語呂合わせから、今回は伊藤園(渋谷区)ともコラボする。高幡不動駅では「達成賞」の進呈と合わせて、京王5000系の車両型式図をデザインした同社のコラボうちわを配布する。
今月31日まで「伊藤園自動販売機キャンペーン」も展開する。新宿、桜上水、調布、京王多摩センター、渋谷の各駅にある自動販売機で対象商品を購入し、「当たり」のシールが貼られていた110人に京王5000系などのイラストが描かれたオリジナルトートバッグを進呈する。京王電鉄110周年記念の「A賞」、井の頭線90周年記念の「B賞」の2種類を用意する。当選者数はそれぞれ55人。絵柄の選択はできない。
カードの配布時間は9時30分~18時。9月24日まで。