「八王子古本まつり」が10月5日、八王子駅前の西放射線通り商店街(=ユーロード)で始まる。
2009(平成21)年10月に初開催し、古書を題材に春と秋にさまざまな企画を展開する同イベント。5月以来の開催で、今回で29回目を迎える。
期間中、ユーロードの入り口から中町公園までの区間に市内外から集まった古書店25店が出店する。「道具」をテーマに据え、道具にまつわる古書を特集するほか、絵本、生き物、歴史、音楽といった各ジャンルをまとめたコーナーも展開する。八王子や多摩地域に関する書籍をまとめたコーナーや、3冊100円コーナー、市民から集めた本を1冊100円で販売する「商店街の古本チャリティー」コーナーも設ける。「商店街の古本チャリティー」の売り上げは八王子市社会福祉協議会に寄付する。
今月5日は「商店街の古本チャリティー」コーナーで、持参した絵本と好きな絵本を交換できる「絵本交換会」を開く。5日・9日は同祭の協賛企業などが出展する「まちみせ横丁・ゆるゆるライフテント」、9日は三崎町公園で「わくわく紙芝居サークル」と題した催しを行う。
中町公園では今月7日を除く期間中、日替わりでキッチンカーが出店する。7日は同公園にあるステージで地元ミュージシャンによる「本音フェス」、8日は「ちゃもろ企画 ~酔いどれの集い~」などの催しを行う。
開催時間は10時~19時。荒天中止。今月9日まで。