「まちなか鉄道フェス at 道の駅八王子滝山」が12月2日・3日、道の駅「八王子滝山」(八王子市滝山町1)で行われる。
JR東日本八王子支社(旭町)が企画した同イベント。八王子エリアで働く駅社員や車掌、運転士、メンテナンス部門の社員が、普段鉄道を利用しない人たちに鉄道に親しみを持ってもらおうと行う。今回は「鉄道の駅×道の駅」とうたう。
中央線快速電車などの運転を体験できるソフト「JR東日本トレインシミュレータ」の運転体験会を行う。当日は中央線快速電車の高尾~八王子間の運転が体験できる。「JRE POINT」「えきねっと」などJR東日本が手がけるデジタルサービスに加入している人が対象で予約不要。混雑時は整理券を配布する。
「体感!鉄道のお仕事紹介&鉄道古物展示コーナー」では、業務で使う道具などを展示する。2日は車両・電力のそれぞれのメンテナンス部門が扱うパンタグラフなど車両の部品の展示や架線の検査機器などの説明などを行う。3日は線路・建築のメンテナンス部門によるコンテンツを展開する。両日とも、「子ども駅長制服体験」「落とし物拾得体験」や、現在は使われていない乗務員携行品の展示も行う。
鉄道古物として、2日は臨時列車のヘッドマークなど、3日は線路に敷設されている諸標、建物の検査機器などを展示。古いきっぷや乗務員かばん、乗務カード、ブレーキ弁ハンドルなども飾る。イベントスペースには「デジタルよろず相談所」も設け、デジタル庁から任命されたJR東日本の社員が同社の各種サービスの説明や、マイナンバーカードの申請方法などの相談に応じる。
開催時間は11時~15時。