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八王子「町屋カフェ 金多屋」で高校生が個展 恐竜の絵画展示

自身の作品と金澤さん

自身の作品と金澤さん

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 八王子市内在住の金澤凜さんによる個展「竜探の軌跡」が現在、カフェ「町屋カフェ 金多屋(かねたや)」(八王子市横山町、TEL 042-649-3300)で行われている。

店内に作品を展示

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 八王子駅近くの国道20号(甲州街道)沿い「八王子駅入口東」交差点近くにある同店。今回は店内の壁などに金澤さんが描いた恐竜の絵画など14点を展示している。店では絵を生かしたポストカードなども取り扱っている。当初は2月19日~3月2日の予定で展示していたが、今月16日まで会期を延長した。

 今春、八王子市内の高校を卒業する金澤さんは幼少期からの鳥や恐竜、ドラゴン好きが高じて、さまざまな絵画を描いてきた。2022年の「東京都高等学校文化祭」で、作品「恐竜とは、地をかける鳥である 鳥とは、現代を生きる恐竜である」が美術・工芸部門で1位を受賞。昨年、鹿児島県で行われた「全国高等学校総合文化祭(かごしま総文)」には東京都代表として参加した。

 今回の個展について、金澤さんは「高校3年間の締めくくり。店の雰囲気に寄り添って作品を選び、店の空間の中で作品が一番はまる場所を探して展示した。どんな方が来てもうれしいが、恐竜にそこまで興味がない方が恐竜に興味を持つきっかけになってくれたら一番うれしい。私と同じような恐竜マニアには復元までの頑張り具合を見てもらえたら」と話す。

 高校卒業後は専門学校に進学し、「恐竜は3DCGと相性が良いので、その技術を使って今までよりも本格的に恐竜の復元をしたい。自分のオリジナルのドラゴンを作ったり、あわよくば動画や復元模型を作ってみたりしたい。手段にとらわれず幅広い方法を試したい」と金澤さん。

 「福井駅前にあるような実物大の恐竜復元模型が自分の手で製作できたらうれしい。小型恐竜だったら金多屋さんでも展示できるかもしれない。まずは恐竜にのめり込むきっかけになった、ユタラプトルという恐竜をCGで復元してみたい」とも。

 店を運営する楓設計室(横山町)の加藤典子さんは「金澤さんは私がよく利用する店の孫。恐竜が好きで、大きな賞を取ったことも聞いていた。作品がポスターになった時にはびっくりした。一度作品を集めて展示をしてみたらと声を掛けた」と話す。

 「地元の人たちから『凜ちゃんの絵が見られるの』『あの子、小さい頃から絵が上手だった』といった声を聞くと愛されているんだなと思った。作家やその周りを支えている人たちとコミュニケーションを取りながら見てもらいたい。今、店は凜ちゃん一色の世界になっている。生活の中で作品に触れてもらえることが醍醐味だと思うので、イベントを通して、これまで店に来たことがない方が来るきっかけになれば」と加藤さん。

 開催時間は10時~17時。日曜定休。

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