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「京王れーるランド」が3月13日に新装開業へ 2階は「プラレール」に特化

プラレールをテーマに一新した「アスれーるチック」(「HUGTRATOPS」「京王れーるランド」プレス内覧・体験会 主催=京王電鉄株式会社)

プラレールをテーマに一新した「アスれーるチック」(「HUGTRATOPS」「京王れーるランド」プレス内覧・体験会 主催=京王電鉄株式会社)

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 京王電鉄が3月13日、鉄道をテーマとしたアミューズメント施設「京王れーるランド」(日野市程久保3)をリニューアルオープンする。

新設された「プラレールジオラマタワー」

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 京王動物園線・多摩動物公園駅横にある同施設。2000(平成12)年に開業した旧「京王れーるランド」の機能を引き継ぎ、2013(平成25)年10月にオープンした。2014(平成26)年には、旧型車両の展示スペースなどを設けた別館「京王れーるランドアネックス」も開業した。

 今回は本館2階を「プラレール」に特化する形に改装した。多摩動物公園駅などをモチーフにし、「常設展示は国内初」とうたう「プラレールタワージオラマ」や、京王8000系車両をモデルにしたプラレールにペイントし、オリジナルプラレールを作る「プラレールペイント工房」を新設した。鉄道設備をイメージした未就学児向けのアスレチックコーナー「アスれーるチック」は、プラレールをモチーフにしたデザインにリニューアルした。1階も京王線の歴代のヘッドマーク展示コーナーを新たに設けるなど一部改装した。

 同社は2020年度に同施設と子ども向け全天候型遊戯施設「京王あそびの森 HUGHUG(ハグハグ)」(程久保3)のそれぞれをリニューアルするプロジェクトを始動させた。翌年度には両施設を統括する「統一館長」も置き、横串を刺す形で改修のプロジェクトを進めてきたという。

 「京王れーるランド」は、開業10周年を迎えたことを受けて、乳幼児のさらなる利用を目指して、プラレールを生かしたリニューアルに踏み切った。

 京王電鉄鉄道営業部旅客誘致チームの大西麻由美所長は「京王れーるランドは当社の魅力が詰まった鉄道のテーマパーク。同様の博物館と比べると、エンタメ性が強い位置付けになっている。プラレールは多くのファミリーに支持されており、本物の電車よりも先に出合って電車を認知するきっかけにもなっている。乳幼児が電車に興味を持つきっかけを提供できれば」と話す。

 「京王あそびの森 HUGHUG」も今月13日、「アスレチックタワー」と「キッズコース」から成る屋外アトラクション「HUGTRATOPS(ハグトラトプス)」を新設しリニューアルオープンする。同施設はこれまで未就学児から小学校低学年までが主な顧客だったが、近隣に大学などもあることから学生や若者なども取り入れようとリニューアルした。

 「今回設置するアスレチックタワーは日本最小サイズだが、高さは国内のほかの施設と同等なので、十分に楽しんでもらえると思っている。キッズコースにも力を入れた。狙ったわけではないが2つ合わせて京王線の全駅数と同じ69種類のアイテムがある。既存の屋外アトラクションは大きな公園や山の中にあることが多いが、京王線と多摩モノレールという鉄道に挟まれた立地というのは海外も含めて珍しい。都心からのアクセスも悪くない都内の駅チカで楽しめることは強み」と大西さん。

 「京王れーるランド」の営業時間は9時30分~17時30分。入館料は400円(1歳未満無料)。水曜定休。

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