「八王子十五宿(しゅく)めぐり絵図&大久保長安スタンプラリー」が4月26日、始まる。
江戸時代、八王子の街づくりに取り組んだことで知られる大久保長安(ながやす)をモチーフにした同イベント。主催は、長安について市民などに広める活動を行っている「大久保長安の会」。昨春に初開催され今年で2回目となる。
大久保石見守長安陣屋跡のある「産千代稲荷神社」(八王子市小門町)で今月28日、長安の命日を弔う慰霊祭「長安祭」が行われるのに合わせて行う。
江戸時代後半の八王子の街並みに八王子駅など現在のランドマークを加えた絵図をスタンプ台紙として配布する。八王子中心市街の基盤となった「八王子十五宿」を受け、期間中、産千代稲荷神社、市守大鳥神社、日吉八王子神社や、「まちの駅八王子 CHITOSEYA(ちとせや)」(八日町)、清水工房(追分町)の出版事業部門「揺籃(ようらん)社」、「パン工房ボンシュシュ」(横山町)、カフェ「Brasserie BASEL(ブラッスリー・バーゼル)」(明神町3)などにスタンプを設置する。
イベントに携わる山崎領太郎さんは「昨年は10カ所だったスタンプラリー会場を17カ所に増やし、協賛も大幅に増加してパワーアップする」と話す。
全てのスタンプを集めた人には「総代官賞」として、バーゼル洋菓子店(高倉町)のギフトカードなどの賞品を用意する。スタンプの数に応じて、6~16個は「努力賞」、1~5個は「参加賞」を進呈する。
スタンプラリーは4月28日まで。景品交換は「長安祭」当日の11時~17時の間、会場内で行う。