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「八王子ワインフェスティバル」開催へ ワイングラス持ち飲食店巡り

イベントに携わる渡辺さん(写真右)、新井さん(最左)

イベントに携わる渡辺さん(写真右)、新井さん(最左)

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 ワイングラスを持ち、飲み歩きを楽しむイベント「八王子ワインフェスティバル 2024」が5月19日、八王子市内で行われる。

イベントのチラシ

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 仏ブルゴーニュ地方で行われているワインのイベント「サン・ヴァンサン」をモチーフに、「St Vincent Hachioji(サン・ヴァンサン・八王子)」の名で2013(平成25)年春に始まった同イベント。10周年となった昨年から名称を現在のものにした。

 参加者は配布されるオリジナルワイングラスを首から下げ八王子で飲み歩きを楽しむ。各店が薦めるワインを30ミリリットルずつ試飲し、それぞれの店が提供するワインに合う料理を味わいながら店を巡る。

 今年は、レストランバー「SCENE」、「Firenze BAR ADOMANI(フィレンツェバール・アドマーニ)」、カフェ「Brasserie BASEL(ブラッスリー・バーゼル)」、フランス料理店「Bistrot Bon Coeur(ビストロ ボンクール)」「ビストロ ヴァガボンド」、古民家ダイニング「となりわ」、カレー店「石油王のカレー」、精肉店「肉と氷のあかさか」など八王子市内の27店が参加する。

 国内外からワイナリーも招く。当日は、醸造家の藤巻一臣さんがニュージランドとスペインで手がけ、日本に逆輸入しているワインブランド「KAZU WINE」、八王子出身の瀬戸潔さんが新潟県で経営する「カンティーナ・ジーオセット」などが参加。山梨県韮崎市でワイン造りを行っている生産者が集まる「韮崎ワインブース」も設ける。

 都内からは、「東京ワイナリー」「BookRoad ~葡萄人~」「Vineyard(ビンヤード) TAMA」が参加する。同イベントの立ち上げから関わる、バーゼル洋菓子店(八王子市高倉町)の渡辺純社長は参加するワイナリーについて、「東京のブドウを使って都心で生産されている方もいるし、醸造だけ東京でされている方もいる。いろいろな形があるが、みんな最終的には畑を持って生産することを目指しているので、これからが楽しみ」と話す。

 チケットは参加店のほか、同イベントの公式ウェブサイトでも販売する。「先行で結構売れてしまったので急いだほうが良いかもしれない。できれば参加店で買っていただければ」と渡辺さん。「市外の方も八王子に来ると良い街だと思ってもらえることが多い。八王子の空気を感じていただきたい。お気に入りの店を見つけてもらい、またそこに遊びに行ってほしい」と話す。

 開催時間は12時~17時。チケット料金は、前売り=7,000円、当日=8,000円。雨天決行、荒天中止。

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