見る・遊ぶ 買う

八王子で「出版即売会」開催へ 著者と直接交流、地元出版社の創業記念で

甲州街道・追分交差点近くにある清水工房

甲州街道・追分交差点近くにある清水工房

  • 27

  • List
  •  

 清水工房(八王子市追分町)の出版事業部門「揺籃(ようらん)社」が7月20日、「揺籃社出版即売会」を東京たま未来メッセ(東京都立多摩産業交流センター、明神町3)1階展示室Aで行う。

イベントのチラシ

[広告]

 八王子をテーマとした地域情報紙「はちとぴ」に加え、自費出版を中心にさまざまな書籍を刊行している同社。今年で清水工房は創業55周年、揺籃社が創業40周年をそれぞれ迎える。今回は周年企画の一環として、これまで同社から書籍を刊行した著者が自身の書籍を販売するイベントを企画した。

 当日は小説「キミ達の青い空 -八王子空襲から75年-」「松姫 夕映えの記 -八王子とともに-」を手がけた八王子在住の前野博さん、2021年に「見る!聞く!歩く! 高尾・浅川野鳥図鑑」を出版した浅川流域の野鳥観察を行っている市民団体「八王子・日野カワセミ会」、2018(平成30)年に絵はがきを基に八王子の地域文化を振り返る書籍「絵葉書でみる八王子市の100年 -八王子地域文化の再発見-」を出版した村松英二さんらに加え、くまざわ書店、有隣堂書店といった八王子市内に店を構える書店もブースを設ける。

 会場では同社が手がけ甲州街道沿いの旧宿場34カ所をつなぐ企画「甲州街道御宿場印めぐり」で集める「御宿場印」や、八王子の街の移り変わりを写真で振り返る展示なども行う。

 同社の山崎領太郎さんは今回のイベントを「本を読む人、書く人、売る人のための集い」と説明する。「即売会開催は当社として初めて。著者と読者が直接交流を図る、コミケや文学フリマのような交流型イベントを目指そうと思い立った」とも。

 開催時間は11時~15時。入場無料。

八王子経済新聞VOTE

「八経」こと八王子経済新聞に期待する記事は?

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース