東京工科大学(八王子市片倉町)と日本工学院八王子専門学校(片倉町)で10月11日・12日、「紅華祭」が開催される。
両校は学校法人片柳学園傘下の高等教育機関。同じキャンパス内に併設されており、学生のサークル活動を共同で行うなど、日ごろから交流がある。これまで学園祭は同大学では「大学祭」を、同専門学校では「紅丘祭」をそれぞれ別々に開催していたが、2005年度から合同で開催するようになった。昨年は一般を含め約3万人が来場した。
イベントに向けて春から約50人体制で準備を進めてきた。「実行委員会は企画局、広報局、資材局の3局で構成されている」と実行委員会の斉藤さん。企画の準備から看板の制作、ステージの立て込みなどさまざまな作業をそれぞれ分担して行っているという。「各局の活躍によって紅華祭を作り上げている」(同)。
今年のテーマは「紅華覿面(こうかてきめん)」。「『来場された方が紅華祭にお越しいただいた瞬間から楽しさが伝わるように』といった願いを込めた」(同)。当日は模擬店だけで約90店、サークル展示やイベントなどは約50を用意する。
サークル展示や研究成果の発表などを行うほか、同大学学生課が「農産物生産直売コーナー」を設けるなど、多彩な出し物がそろう。11日には「かりゆし58」によるコンサートを、12日には「ライセンス」「麒麟」「しずる」によるお笑いライブも予定。なお、出演者は変更することがある。実行委員会でもスタンプラリーの実施やミニゲームを集めた「ゲームパーク『紅』」など、さまざまな企画を用意する。
このほか、構内に2つのステージを設置。「メインステージ」と名付けられた会場ではライブや大食い大会などを、ライブハウス仕様のステージ「シアターイレブン」では女装コンテスト「ドキッ☆男の娘コンテスト ~It's New World~」などを行う。
合同で開催するようになって今年で5回目。「5周年という節目を迎えたので、実行委員一同気合いを入れて頑張る」と斉藤さん。開催は両日ともに10時から。