八王子で「古本まつり」始まる-予定を1年前倒しして初開催

イベントの様子。テントの下には古本が所狭しと並べられた。

イベントの様子。テントの下には古本が所狭しと並べられた。

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 八王子駅前の西放射線通り商店街(ユーロード)で10月9日、「八王子古本まつり」が始まった。 「古書げんせん館」(八王子市中野上町5)を中心とする「八王子古本まつり実行委員会」が主催する。

同イベントは、来年度から開始する予定だったが、1年前倒しして初めて行われることになった。キャッチコピーは「ふるいのも、あたらしいのも、キラキラできる」。商店街に設けられたテントにさまざまな古書店のブースが並ぶ。

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 イベント全体のアートディレクションは「古書げんせん館」店主の坂田さんと長年の付き合いがあるウチダゴウさんが担当。ウチダさんは「打診があったのが夏のこと」と振り返る。「開催期間も間近で時間がなく、まちおこしも兼ねたこの企画をどう作ったらよいか相談を受け、当初はイベントのコピーライトとポスターデザインを頼まれた」「数年かけてゆっくり作っていけ、かつ面白い取り組みだったので、トータル・ディレクションも担当させていただくことになった」という。

 キャッチコピーには古くは城下町や宿場町として、現在ではベッドタウンや学園都市として発展している八王子でさらにまちおこしを進めたい気持ちも込められている。実行委員会からは、「新旧の魅力を生かしたまちおこしに、古地図から漫画まで新旧を網羅する『古本まつり』をツールにできないか」という要望を受けたウチダさん。「『古本=本好き』『古本=年配層』という固定観念を緩和し、子どもやその親、若者たちが遊びに立ち寄れる気配を創り出そうとした」。

 シンボルマークは八王子の名前の由来にもなったと言われる「8人の王子」伝説を受け、王冠の上に8色の宝石をちりばめたものに。「江戸文字のタイトル、大正・昭和スタイルのデザイン、本のロゴなど、古本まつりのポスターに必ずあるようなデザインはしなかった」とウチダさん。「ポスターを貼る各店舗はすでに長い歴史をもっている。歴史ある気配を漂わせる店舗に、新鮮な風が吹き抜けるさわやかなポスターを貼ったときの心地良さこそ、八王子の魅力を伝える術なのでは」とも。

 イベントは今後も毎年実施していく予定。「今後少しずつ、個性的なプログラムを実現していきたい」とウチダさん。「来年度にこの動きが続くよう、足掛かりの回として成功してくれれば」。

 開催時間は10時~19時(最終日は17時まで)。今月12日まで。

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