
京王電鉄が3月10日、改装したサンリオキャラクター・フルラッピング電車の運行を始める。
2018(平成30年)11月に運行を始めた同電車。地域の活性化を目的に多摩市と京王電鉄、サンリオエンターテイメント(多摩市落合)がコラボし実現した。京王9000系車両の1編成の外装にサンリオキャラクターが描かれている。
今回は2016(平成28)年に改装した京王相模原線・多摩センター駅の装飾をモチーフにした。同駅では各所に装飾としてサンリオキャラクターが描かれており、電車のラッピングも同駅に施した装飾をほうふつとさせるものにリニューアルした。
京王電鉄の広報担当者は「濃紺とゴールドの落ち着いた色味を基調とし、正面・側面にはサンリオの人気キャラクターたちが京王電鉄の制服を着用したデザインとなっている。京王多摩センター駅の装飾と合わせて、サンリオの世界観をお楽しみいただくことができる」と話す。
リニューアルした電車の運行開始に合わせて、サンリオピューロランド(落合)のシルエットなどをデザインしたオリジナルヘッドマークを期間限定で付ける。4月21日まで。