
京王電鉄が4月19日、春の恒例イベント「高尾・陣馬スタンプハイク2025」を始めた。
再生ペットボトルを使った水を配布する「BRING CIRCULAR TAKAO」
1971(昭和46)年秋に始まり、2022年からは春に行われている同イベント。高尾山周辺の指定された場所を巡りスタンプを集めるもので、今回で101回目を迎えた。
今回は高尾山の水をテーマに据え、スタンプのデザインは高尾山の水辺に生息する鳥や花、昆虫などをモチーフにした。
スタンプを押す台紙となるパンフレットは京王線・井の頭線の各駅で配布する。スタンプは、京王線・高尾山口駅、高尾駅、ケーブルカーの清滝駅・高尾山駅、リフトの山上駅、高尾山薬王院、高尾山頂にある東京都高尾ビジターセンター(八王子市高尾町)、日帰り温浴施設「京王高尾山温泉/極楽湯」(同)、びわ滝、城山、景信山、陣馬高原下の10カ所に設置。高尾ビジターセンターなど一部は曜日によってスタンプの代わりにキーワードポスターを設置する。
集めたスタンプの数や種類に応じて、各コースに応募できる。「パーフェクトコース」では、スマートウオッチやザック、高尾山薬王院「精進料理の会」や高尾山駅展望台にある「展望レストラン」(高尾町)で行われるビアガーデン「高尾山ビアマウント」の招待券を景品として用意する。
「5スタンプコース」は、高尾山麓に直営店「BRING CIRCULAR TAKAO」(高尾町)を置く、JEPLAN(川崎市)が展開するブランド「BRING」のアウトドアウエアなどのほか、高尾山ケーブルカー・リフトの乗車券と「高尾山さる園・野草園」の入園券のセットや「京王高尾山温泉/極楽湯」の招待券を進呈する。
「BRING CIRCULAR TAKAO」では、スタンプを5つ集めた人を対象に再生ペットボトルを使った水を各日先着20人、限定500個配布する。
期間中、京王線全線で「高尾」「陣馬」のヘッドマークを取り付けた京王7000系、8000系を各1編成運行する。6月30日まで。