
プロバスケットボールチーム「東京八王子ビートレインズ」が6月30日、亀崎光博さんをを2025-26シーズンのヘッドコーチに迎えることを発表した。
ビートレインズには、「東京八王子トレインズ」時代の2017(平成29)年から選手として所属していた亀崎さん。B2リーグに参戦していた2018年はキャプテンを務めたほか、その後は選手兼アシスタントコーチ、2022年の選手引退後はアシスタントコーチを務めた。
今回は自ら志願しヘッドコーチとしてビートレインズを率いることにしたという。「新シーズンを迎えるにあたり期待と同時に大きな責任を感じている。私自身、この環境に挑戦し、ヘッドコーチとして大きく成長していきたいと強く思っている」と亀崎さん。
Bリーグは2026年に新たな制度を導入し、現在のB1・B2・B3の各リーグが、「B.PREMIER」「B.LEAGUE ONE」「B.LEAGUE NEXT」に再編される。亀崎さんは「B3リーグ最後のシーズンが特別な1年となるよう、チーム一丸となって戦っていく。プレーオフ進出は絶対に達成しなければならない目標。その先のさらなる高みを目指して、すべてをかけて戦い抜く覚悟。応援してくれるスポンサー、ファン・ブースターの皆さんに一つでも多くの勝利と感動をお届けできるよう全力を尽くしていく」と話す。
チームを率いるTHTマネジメント(八王子市子安町3)の広報担当者は「亀崎さんはプレーヤーとして15年にわたって活躍し、東京八王子ビートレインズで現役を引退。その後、アシスタントコーチとして4年間にわたりさまざまな経験を積んできた。クラブは彼の豊富な経験と情熱を信頼し、ビートレインズのヘッドコーチを託す決断をした」と話す。
ビートレインズは、5月まで行われたB3リーグの2024-25シーズンを20勝32敗、17チーム中13位という戦績で終えた。「昨シーズン、クロスゲームを勝ち切れなかった場面やさまざまな課題について、亀崎ヘッドコーチ自身が何が必要かを感じ、それを必ず具現化すると強い意志で語ってくれた。クラブとしても、彼の覚悟と意志に大きな期待を寄せている」と同担当者。