
多摩地区最大の山車(だし)まつり「八王子まつり」が8月1日~3日、行われる。
セレオ八王子では公式ポスターのデザイン展が8月7日まで行われている
同祭は例年8月の第1金曜から3日間の日程で行われる。八王子駅北口の甲州街道(国道20号)・八王子駅入口交差点~追分交差点までの約1.8キロをメイン会場に、山車やみこしの巡行、民踊流し、パレードなどさまざまなイベントを行う。日本遺産「霊気満山(れいきまんざん)高尾山」の構成文化財にもなっている。7月26日には同祭の関連行事である「八王子花火大会」が富士森公園(八王子市台町)で行われた。
初日となる1日は西放射線通り商店街(ユーロード)で、全国の氷彫刻を作る「司厨士(しちゅうし)」による「氷の彫刻展」、中町公園で八王子芸妓が踊りを披露する「宵宮(よいみや)の舞」が行われる。開催時間は、「氷の彫刻展」=13時30分~16時10分、「宵宮の舞」=18時30分~19時。
2日は甲州街道を会場に一斉に太鼓を演奏する「関東太鼓大合戦」、約1,500人の踊り手が音楽に合わせて踊る「民踊流し」、八王子市の海外友好交流都市である台湾・高雄市の団体によるパフォーマンス披露、各町の山車やみこしが巡行する「山車巡行・神輿渡御(みこしとぎょ)」などを行う。
開催時間は、「関東太鼓大合戦」=14時~16時、「民踊流し」=16時~18時30分、「台湾・高雄市パフォーマンス披露」=15時30分~15時50分、18時~18時20分、「山車巡行・神輿渡御」=18時30分~21時。
最終日の3日は、八王子の西半分を鎮守する多賀神社(八王子市元本郷町4)の「千貫みこし渡御」や、多賀神社を中心とした「上地区」と、東の総鎮守・八幡八雲神社(元横山町2)を中心とした「下地区」に分かれて、山車が勢ぞろいする「辻合わせ」などが行われる。2日・3日は甲州街道沿いの歩道に約200店が出店する。
祭りの開催に合わせ、西東京バスは路線バスの迂回(うかい)運行・運休を行う。2日・3日は13時50分以降、国道20号上にある横山町~追分間の各バス停には停車せず、全便がいちょうホール通りへ迂回(うかい)して運行する。八王子の中心市街地を循環する路線「市街地循環」は、1日は15時30分京王八王子駅発が最終便となり、2日・3日は終日運休する。
会場の様子はケーブルテレビ局「J:COM」が特別番組として中継放送する。八王子市内など対象地域ではコミュニティーチャンネル「J:COMチャンネル」で放送する。地域外ではスマートフォン向け地域情報アプリ「ど・ろーかる」、ユーチューブで公開する。放送時間、は2日=15時~17時30分、3日=16時~21時。