首都大学東京南大沢キャンパス(八王子市南大沢)で11月1日~3日、「みやこ祭」が開催される。
同大学は東京都立大学、東京都立科学技術大学、東京都立保健科学大学、東京都立短期大学の4つの大学が統合し、2005年に開設された。大学祭に関しては、それぞれの大学があった南大沢、日野、荒川、晴海の4カ所のキャンパスのうち、日野キャンパスでは「楓祭」、荒川キャンパスでは「青鳩祭」と旧大学で実施していた名称をそのまま継承。南大沢キャンパスのみ東京都立大学当時の「都立祭」から「みやこ祭」に名称を変更した。昨年は約2万6,000人が来場した。
「みやこ祭」は今年で5回目。「go on. これまでも、この先も」をテーマに約150の団体がさまざまな企画を繰り広げる。「昨年の大学祭が終わったころから話し合いを始めていた」と大学祭実行委員会の網田さん。会場の設営をはじめ、期間中使用する500個を超えるゴミ箱も実行委員の手作りによるもの。YouTubeで大学祭の「予告編ムービー」を配信するなど、さまざまな準備を行ってきた。「大学祭直前になってからは、週3日は話し合いをしている」。
サークルや団体による展示や模擬店などのほか、同大学の吹奏楽団や管弦楽団などによる「秋音祭」やお笑いコンテスト「笑王GP2009」、ダンスやマジック、バンドによる演奏などのストリートパフォーマンスを行う「STREET JACK」、学生たちによるファッションショーなど、さまざまな企画を用意。中でも目玉は「来場者が参加できるフリーマーケットや子ども実験教室」と網田さん。最終日に打ち上げる花火も見ものだという。
3日には、タワーレコード「NO MUSIC, NO LIFE」キャンペーンなどを手がけるクリエーティブディレクター・箭内(ひない)道彦さんによる講演会も行う。開演は12時から。
「来場者の方や参加した学生すべてが楽しめる大学祭になるよう頑張る」と網田さん。開催は各日10時から。