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ボンネットバス「夕やけ小やけ」号が最後の運転-市に寄贈、観光施設で展示へ

最後の運転となる「夕やけ小やけ」号

最後の運転となる「夕やけ小やけ」号

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 ボンネットバス「夕やけ小やけ」号が西東京バス(八王子市明神町3)から市へと寄贈されるのを受け、10月30日、市内を走る「ラストラン」が行われる。

 同バスは1982(昭和57)年秋から2007年5月までの間、約25年にわたって「京王八王子駅」停留所から陣馬高原下の「夕焼小焼」停留所の間を運行していたもの。運転席の前にエンジンがある「ボンネット型」で、ゴールデンウィークなどの春と秋の祝日や日曜に1日2往復運転していた。バスの名前は童謡「夕焼け小焼け」を作詞した中村雨紅の生家や碑が終点近くにあることから名付けられている。

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 バスは1967(昭和42)年製で62人乗り。長野県内で使われていたものを1982年に同社が購入、2007年の時点では「都内最後の現役ボンネットバス」として知られていた。しかし、すでに製造から40年以上が経過し、補修部品も確保しにくくなったことから運転終了とともに引退。これまで同社が車両を保管していた。

 今回の最終運転は市の観光施設「八王子夕やけ小やけふれあいの里」(上恩方町)への寄贈を受けて行われるもの。同所は農林業などのレクリエーションが体験できる施設で中村雨紅の資料も数多く展示している。

 市が昨年5月、新たな観光資源として「夕やけ小やけ」号を活用しようと同社に話しを持ちかけたところ、同社がこれを快諾。今回の寄贈が決まった。今後は「ふれあいの里」に常設展示し、土曜・日曜・祝日には一般が見学できるようにする。「展示場の車庫は市職員の手作り」と市の担当者。

 最終運転は道の駅「八王子滝山」(滝山町1)が起点になる。14時ごろにバスが到着し、14時45分ごろ出発。秋川街道、陣馬街道を通って、「夕焼小焼」停留所までの間を約1時間かけて走る。

 11月3日には「八王子夕やけ小やけふれあいの里」で「『夕やけ小やけ』号記念披露式典」を実施。来場者の中から先着500人を対象に「夕やけ小やけ」号のペーパークラフトを進呈するほか、子どもたちを対象に運転士の制服を着て写真撮影を行うイベントも用意する。式典は10時から。

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