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「まんがで読む 八王子歴史物語」刊行-年齢差50歳コンビが執筆

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「まんがで読む 八王子歴史物語」刊行-年齢差50歳コンビが執筆

発売された「まんがで読む 八王子歴史物語」の第1巻

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 八王子の郷土史を漫画で学ぶことができる書籍「まんがで読む 八王子歴史物語」の第1巻が現在、多摩地域の書店などで販売されている。

 同書は市内で歯科医院を開く新藤恵久さんと教育漫画家・松田純さんの2人が執筆。八王子をテーマとしたフリーペーパー「はちとぴ」などを発行している清水工房(八王子市追分町)の出版事業部門「揺籃社」が手がけた。1巻では「八王子」という町が作られはじめた戦国時代から江戸時代にかけてのエピソードを、八王子生まれの機織り(はたおり)神・ハタガミちゃんとそれを取り巻くキャラクターたちが楽しく説明する。

 新藤さんは本職の歯科医としての仕事の傍ら、市郷土資料館運営協議会の会長を務めていたほどの郷土史研究家。「2002年、地元市民が郷土の歴史になかなか関心をもってくれないのを嘆き、知人に相談したところ、漫画で伝えるアイデアを得たことがこの企画の発端」と作画を担当した松田さん。

 「当時、角川書店より漫画家としてデビューしたばかりのわたしに、新藤さんの知り合いの歯科器材の業者の方を通じて、八王子の歴史を漫画化する企画をご相談いただいた」と松田さん。東京都立大学(現在の首都大学東京)に在学していたころは歴史学を専攻していたこともあり、申し出を快諾。当時70代だった新藤さんと20代だった松田さんという、年齢差50歳のコンビが生まれた。

 「コンビ結成」から2年後の2004年から八王子の各地を巡る取材を開始。「八王子城跡や滝山城跡・大善寺跡などの史跡を一緒に取材をした」と松田さん。「新藤さんから生きた郷土の歴史を学び、地元のさまざまな先生方からもお話をうかがう貴重な機会をいただきつつ、千人同心や八王子の歴史を各エピソードごとに漫画化していった」という。

 ある程度漫画がたまったところでいったん、出版社に企画を持ち込んだが不発に終わった。2人は「未経験のジャンルなので冒険はできない」と構成を見直すことに。企画を温め直し、再び手がけることになったのは昨年のこと。7年がかりで出版にこぎ着けた格好だ。「再び構成を練り直して、新しい研究成果も交えながら加筆修正した」と松田さん。

 1巻は今年3月に刊行。今後は年に1冊のペース(計6巻)で刊行していく予定。「2巻では江戸時代の後期から、幕末の動乱と戊辰戦争・大政奉還にかけてを千人同心や八王子の歩みを絡めながら、楽しく読める作品にしたい」と松田さん。「新しい市民の方々、とりわけ新しい街で生まれ育っていく子どもたちに読んでもらえれば」とも。

 サイズはA5判、全208ページ。価格は945円。

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