ウエディングドレスの企画開発などを行うアリアンサ(八王子市七国1、TEL 042-637-1231)は6月26日、反物から作ったドレスを発表する「和ドレスファッションショー」を行う。
同社は2004年に自由が丘から八王子に移転。ウエディングドレスを中心に、さまざまな衣装を企画・製作している。作品を手がけるのは、現在開催されている上海万博で着られている衣装など、数多くのユニホームやドレス、コスチュームなどを作っているデザイナー・上田惠衣香さん。現在では、アトリエを兼ねた自宅で活動を続けている。
上田さんが手がける作品の中でも特徴的なのが、結婚式で着る打ち掛けの生地など、和服の反物を使って製作する「和ドレス」。「20年前より日本の美を追求する京都の素材に魅了され、打ち掛け素材を使用したドレスを展開している」と上田さん。「当時は和ドレスを製作している人はまだ誰もいなかった」とも。同社ではレンタルのほか、オーダーメードでの製作も受け付けている。
和ドレスをメーンに据えたファッションショーを行うのは今回が初めて。「和ドレスに絞って行うため、好みが一致するお客さまが多くいらっしゃると思う」と上田さん。「お客さまに近くでご覧いただくため、サロン形式で行う」。当日は、女性をターゲットにメークや着こなし方などの「ビューティーレッスン」も予定。会費は3,800円で、参加には事前の申し込みが必要。
開催時間は13時~15時。